エントリーシート

最近の就職活動には、インターネットも駆使されている。
希望する企業のサイトに準備されている「エントリーシート」に、履歴書のような内容や、志望動機、自己PRなどを書き込むのである。

会社説明会もインターネットで済ませてしまう企業も出てきた。

エントリーシートの書き方講座サイトも多く見られるようになり、今やエントリーシートが就職活動の第一歩として大きな部分を占めていることが伺える。

自分に興味を持ってもらえるエントリーシートを書くためには、やはり、その企業に入りたいと思う強い気持ちが大切であり、それをうまく伝えなければならない。
エントリーシートの内容やうける印象によって、就職活動の次のステップに進めるのか否かがかかっている。

エントリーシートの重要性は、就職氷河期の今ほど高いものとなっている。
小手先のテクニックを伝えるセミナーほど無料で開催される傾向があるが、エントリーシートは一度で仕上がるほど簡単ではない。
何度も遂行しては考えて創り上げていくものでもある。

ここで国語力が試される訳だ。
勉強をダサいだの面倒だのと言っていた連中は、ここで必ず頓挫する。
全ては繋がっていることを知らなければならないのだ。

勉強したものが勝つ部分は確かにある。
勉強が全てではないが、学歴社会が残っている以上は、事を有利に運ぶことも出来るし、自分のステージが見えてくることもある。
どうせなら高いステージに挑もうではないか。

就職活動得手不得手

アルバイトではなく、正社員として仕事をするには、就職活動をしなければなりません。
私も例にもれず大学4年生の時に就職活動をしたのですが、その年はいわゆる就職氷河期と言われた年で、なかなか就職先が決まらず、本当に大変でした。

大学で国文学を学び、中学校と高等学校の第一種教員免許状を取得していた私は、教育関係の仕事に就きたかったので、まずは大手の学習塾を何社か受けました。
エントリーシートや学力テストにはもともと自信があったので、そこで落とされたことはありませんでした。

しかし、私はもの凄くあがり症なので、面接となると途端に駄目でした。
面と向かって質問をされると、どうしても言葉に詰まってしまって、声や手足が震えてしまうこともありました。
自分のことを話すのが苦手、というのは就職活動において大変な欠点です。

ただ、得意なこともありました。
模擬授業やアピール演説のように、何かになりきって自信ありげに話すことです。
一対一で向き合うのではなく、一対多数になったつもりで話すと、言葉もすらすら出て来るし、体全体を使ってはきはきと喋ることが出来ました。

一度学習塾の三次選考で、与えられたテーマで模擬授業を行う、というものがあったのですが、その際のアドバイスとして「身も心も劇団員になったつもりでやってみてください」と言われました。
そこでは10人近くが模擬授業を行ったのですが、そのアドバイスをくれた方が最後に「劇団員に完璧になりきれていたのは●●さん(私の名前)だけですね」という評価をして下さいました。

結局そこでもその後の最終面接で緊張してしまって駄目だったのですが、最終的にはとある地方の私立の中高一貫校の教員になることができました。
面と向かって理路整然と話すことは未だに苦手ですが、徐々にそれも出来るようになってきていると思います。
私を落とした会社を見返してやる! という気持ちで、今も仕事を頑張っています。

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